ものは見せるだけでは頭脳を発達させない。

読むことこそ、想像力を働かせる。

映画に必要なのは、この想像力だと。

だから、見せるだけで終わるのはテレビです。

マキノ一統(映画監督)は、見えるものだけで勝負したらだめだぞ、と言ってきたわけです。

筋を面白おかしく繋いでいくだけでは、見た後で残るものがない。

見えていなかったものこそが実は残るんですよ。

ところが、観客のほとんどはテレビで脳みそを薄くされて、30%で満足している。

テレビに飼いならされた大衆だ。

そこで日本の映画はどんどん衰退したんです。

 

津川雅彦(俳優)

京都府京都市出身

 

津川雅彦さんが死去 俳優、幅広い役で存在感

 

水島総×津川雅彦 チャンネル桜 スペシャル対談【日本映画は何故駄目なのか?】

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