「不易(ふえき)」とは「時代を通して変わらないこと」の意味ですが、
ここでは「マンネリをいかにスタンダードにするかの日々の精進」が僕独自の解釈です。
世界的なゲーム会社の任天堂がまさしくそれを実践していると僕は思うんですね。
「遊び(心)」を常に研究し、
様々な角度から遊びを捉え直して「マンネリ化」を防ぎつつ、
「遊びの新しい可能性」を作り出している。
「不易」とは、
実は逆説的ですが「常に変わり続けていること」なんだと思うんです。
その活動がやがて「定番」としての「王道(スタンダード)」になるんだと。
でも任天堂はいつの時も「不易(定番)」に甘えていない。
それは「進化し続ける過去」でもあるんですよね。
僕が「任天堂から学び続ける理由」もそこにあるんです。
洲五六英二郎(洲五六珈琲・主宰)