【台湾のレッチリがキター!?】『神棍樂團』（ゼンクアン）のイケてるロック♪「擧頭三尺有神明」が超グッド～!?

狂志郎

こないだ何気なくYoutubeを見てたらさ、突然何の脈絡もなくおススメでこの「神棍樂團」の♪「擧頭三尺有地神明」が出てきたんでビックリしたのよ！「台湾のロックバンド」みたいなんだけど、「何だこりゃ」って感じでさ（笑）。で、今回はそんな彼らと彼らの曲をなんとなく紹介したいんですよ。

万作

なんとなくですか（笑）。いつものことなんで、まぁいいですけど、、。そんで、なんて読むんです？このバンド名。「神棍樂團（しんこんがくだん）」ですか？今の日本の漢字では「樂」が「楽」で、「團」が「団」ですか。んで「擧頭」の「擧」は「挙（きょ）」ね。台湾だから旧漢字（繁体字）なんですね。

狂志郎

日本語的には「神棍楽団（しんこんがくだん）」でいいんじゃないかな？　バンド名としては「Zenkwun(ゼンクアン）」って言うみたい。台湾中国語で「宗教詐欺師楽団」って意味なんだって。

万作

へぇ～、面白いですねぇ。「世の中の欺瞞（ぎまん）を暴く」みたいな感じかな。彼らの「ロック魂」を感じますよね。

狂志郎

絶対的な存在としての価値観や常識に抗（あらが）い活動していくことをバンドの信念としているかららしいよ。まさに「ROCK」だよね。2006年に台湾で結成された６人組のバンドで、ロックの要素に中国の伝統楽器である二胡、琵琶、チャルメラなどを取り入れて、そこに仏教や道教など台湾の民間信仰や土着文化、さらに独特の言語と文化を持つ台湾系客家（ハッカ）人の音楽、モンゴル系の伝統音楽など、西洋とアジアの様々な音楽的要素を取り込んでごっちゃまぜにして、それを現代的に洗練させた音楽って感じみたいよ。

万作

ほお～、なるほど。面白そうですね。

狂志郎

「♪學頭三尺有神明」という曲のタイトルの意味は「神様はいつでもあなたの行いを見ていますよ」みたいな意味なんだって。んで、とりあえず彼らの歌を聴いてみたんだけどさ、良かったのよ～、これが！「台湾中国語のロック」、新鮮だったね！全然違和感なかった！俺的には特に曲の合間に入る「チャルメラ」の音が何ともいい味だしてるんだよね。クセになりますよ、あれ。「ロックにチャルメラ合う合う」みたいな（笑）。そう来たか!! 的なさ。俺は好きですよ「神棍樂團（ゼンクアン）」。彼ら、中々の曲者（くせもの）ですわ。「ロックの魂」を持ってるだね。もちろん台湾中国語は何言ってるか分かんないけど（笑）。

万作

はぁ、分かったような分からないような（笑）。安定の狂志郎さん的解説ですねぇ（笑）。で、結局どんな感じの歌なんですか？

狂志郎

やっぱり「ロック」なんだろうね。台湾の「レッチリ（レッド・ホット・チリ・ペッパーズ）」って呼ばれてるみたいよ。そう言われて納得しましたよ。俺的には凄くイイねぇ。現代的な中に土着性がある音楽で、彼らの「ソウル」を感じるよね。「レッチリ系」や「オルタナティブ系」のロックが好きな人は結構氣に入るんじゃないかナ。

万作

「台湾のレッチリ」ですか、そりゃいいや。実は僕も好きなんですよ、レッチリ（笑）。「カリフォルニケーション」ですね。あ、ここでは「タイワニケーション」か（笑）。

狂志郎

レッチリとかオルタナティブ・ロックを知らない、聴かないという人たちには、何のことだか分からないよね、すいません（笑）。まぁ、でも実は俺もオルタナティブ系の音楽はそんなに詳しい方じゃないんだけどさ（笑）。

万作

（曲を聴いた後）なるほど、確かにこの曲、僕好きですねぇ、うん（笑顔）。狂志郎さんの言った通り、伴奏の「チャルメラ」いい所でいい味出してますねぇ（笑）。でもなんか悔しいなぁ（笑）。日本にもこんなロックバンド欲しいですよね。

皆さん、ぜひ♪「神棍樂團　學頭三尺有神明」チェックしてみてください。僕も彼らとは「突然の、偶然の遭遇」だったんですけど、この曲は好きになりましたね。好みにより好き嫌いは分かれるだろうけど、モノは試しで一度聞いてみて欲しい。二度三度聴いてしまうようなら、ハマっちゃうかも知れないですよ。面白いです!! そんで日本人にはなかなか馴染みのない台湾のロックシーンの一端（いったん）を知るキッカケにもなると思うし、日本と台湾の文化交流にも一役買えますよ。俺個人的には地元・岩手盛岡の音楽フェス「いしがきロックフェスティバル」にぜひ出て欲しいですよ、マジで。結構みんなびっくりするんじゃないかな、彼らのノリの良さとロックの魂に。「お～台湾ロック、イケてっぺよ！」ってさ(=ﾟωﾟ)ﾉ。

それでは、どうぞ～！👇👇👇👇