今回の音楽コラボちゃんは、
「ミスターチルドレン」と「エド・モッタ」の共演です。
一曲目は、ミスターチルドレンの「NOT FOUND」。
ミスターチルドレンは、1989年に結成されたロックバンド。
リーダーの桜井和寿(かずとし)氏は東京練馬区生まれですが、お母さんが山形県(鶴岡市)の出身で、
プロデューサーの小林武史氏も山形県(新庄市)出身という「山形繋がり」のある関係なんですよね。
ミスチルの所属事務所も小林氏が代表を務める「烏龍舎」のグループ事務所ですよね。
ミスチルの都会的なサウンドの中にある、ある種の「泥臭さ」は、
そういった山形(東北)的な風土にも案外ルーツがあるのかも知れませんね。
本作「NOT FOUND」は2000年にリリースされ、
ある意味「ミスチルのピーク時の作品」ともいわれることのある曲ですよね。
桜井氏自身も「この曲を作るために活動してきた」というほどの、
かなり思い入れがある楽曲とのこと。
ミスチルらしい繊細な歌詞で自身の心情を吐露しながら、
愛する人への想いを歌い上げているこの曲は、
彼らのファンのみならず、今でも多くの人々の心に訴えかけている感動的でナイスな曲ですよね。
二曲目は、
エド・モッタの「1978(Leave The Radio On)」です。
「エド・モッタ(Ed Motta)」は、1971年・リオデジャネイロ生まれで、
現在ではブラジルのポップロック界のリーダー的存在ですよね。
ポップス、ファンク、ジャズ、ソウル、ロックとあらゆるジャンルの音楽に精通し、
それらを融合させた都会的なAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)サウンドを創り出して、
世界中のファンを魅了しているエド。
3万枚以上所有するレコードの大コレクターとしても有名な彼は、
その中でも1970、80年代の日本のシティーポップスやジャズが大好きで、
日本のレコードも3000枚以上は所有しているという超オタクぶり。
若い頃初めて買った日本人のレコードが、
吉田美奈子のアルバム「フラッパー」という、かなりの「激渋マニア」な方ですよね。
日本の映画やアニメ、漫画などのサブカルチャーもこよなく愛する彼は、
大の日本好き「音楽マニアなイケてるふとっちょおじさん」なミュージシャンって感じですね。
そんなエドの代表曲の一つである「1978」は、
ポップでスムーズ&jazzyな大人の都会的なロックソング。
エドが愛する「スティーリーダン(アメリカAOR界の重鎮バンド)」への、
オマージュのようなグルーヴィーな曲です。
ミスチルの「魂」と、エドの「ソウル」な曲の共演です。
それでは、どうぞ~!👇👇👇👇
Mr.Children 「NOT FOUND」 MUSIC VIDEO